2016年10月12日水曜日

撮影画像 KONICA MINOLTA DiMAGE X1


コニカミノルタ最後のXシリーズとなったDiMAGE X1での画像です。これが開発された時点でイメージング事業撤退・売却が決まっていたのかは不明ですが、まるで最後の花火のようにあれこれ詰め込んだハイスペックな屈曲光学デジカメとなりました。色々空回りして使い勝手が悪くなっている部分も多いですが、その後こんなにハイスペックな屈曲光学デジカメが結局出なかったのを見るとかなりの意欲作だったのでしょう。現在の屈曲光学系デジカメは撤退しているメーカーがほとんどで、販売しているメーカーもほとんど防水・耐衝撃のタフ性の為に採用しているような状況です。



AWBでズレてしまったのか赤っぽい色味ですがカピパラの毛は細かく解像しています。KONICA MINOLTA GT LENSということで一応高級レンズブランドなので質は良いのでしょう。



1/1.8型CCDと大型センサーなのに800万画素と当時での超高画素仕様というためかダイナミックレンジが狭く、特に明部は簡単に吹っ飛ばします。狙った主被写体は適正露出で綺麗に写っているのでダメというわけではないですが、現在のスマホやコンデジのHDR等に慣れたユーザーにとっては違和感があるかもしれません。



逆にアンダー気味にしてみたもの
最高感度200と上限が低いうえにシャッタスピードが下がると勝手にノイズリダクションしてしまう性格からもっとノイジーに写っていると思ったらそうでもありませんでした。



普通にAE任せで空が吹っ飛んだ例2
上記のアンダー気味とどちらが好みかわかれるでしょう。曇天で雨が少し降り始めたところとい古デジには難しい場面ではあります。



やはり空は吹っ飛びますが写したい部分はシャープに写っていて綺麗です。発色はコッテリというわけではなく見たまんまに近い気がします。





メーカー  :コニカミノルタ
機種    :DiMAGE X1
発売日  :2005/08/19
画素数  :800万画素
センサー :1/1.8型 CCD 原色フィルター
レンズ  :KONICA MINOLTA GT ZOOM LENS
   F3.5-3.8  7.7-23.1 (37mm-111mm)  3x
エンジン  :CxProcces III
価格   :オープン価格
 

 
KONICA MINOLTA DiMAGE X1  
 
 

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