2016年9月1日木曜日

SAMSUNG NV24HD デジタルカメラ

 
日本国内には参入していないので、ほとんど見かけることのないサムスン電子のデジタルカメラ SAMSUNG NV24HDです。サムスンのデジカメは海外ではソニーに迫るくらいの存在感があるものの製造していたグループ企業が売却されて他グループ入りするなどあまりよろしい状況ではなさそうです。
購入価格は1500円
国内で正規ルートでは全く入手できない分プレミア価格が付いていると思ったら、実際は訳の分からないメーカー扱いで値段もほとんど付かなかったようです。以前はSAMSUNGブランドで安電子レンジ等のサムスン白物家電を見かけましたが、現在ではほとんどスマホやストレージ製品のみしか日本国内では見かけないのでブランド力が国内では小さいのかもしれません。その証?にサムスンの日本公式ページ=GALAXYのページのようなものなので。
例えサムスンのブランド力があったとしてもこれだけ優良デジカメメーカーが犇めきあっている日本市場で戦うのは少々厳しいかと…


    
2008年と若干古めの機種ですがデザインは薄型で金属製ボディとかなりスタイリッシュです。希望小売価格349.00ドルと決して高価なデジカメではないはずですがグリップがあったりと高級感ある質感となっています。当時のサムスンシュナイダーレンズでよく見かけたレンズの青リングがこの機種にもありました。レンズ部が盛り上がっているのでビックリするぐらい薄いというわけではないのですが、あまりにも薄型化し過ぎると描写性能に問題が出る事が多いので妥協の結果なのでしょう。



背面
2.5インチの液晶モニターはよく見るものですが、操作系のUIが他社とは全く異なる独特のものとなっています。まず目に入るのがすごい数のボタンですが、これらはタッチセンサー付きで簡易タッチパネルのように操作できる場面があります。その分上下左右キーが存在せずタッチセンサーで項目切替などをするので独特のUIは慣れるのに時間がかかりそうです。ズームボタンはシーソー式、再生ボタンは独立していますがタッチセンサーではありません。ボタンで操作する場面ではどのボタンがどの項目なのかが液晶モニターに表示されるので、割り当てられたボタンを選択して操作します。上下左右キーが存在しないUI故に全てこれらのボタンで操作します。
韓国製でグローバルモデルのようですが言語は日本語も選択できます。意味も無く!を使ったり、妙に他人行儀だったり、意味不明な語句もあったりしますが普通に使えます。



天面
モードダイヤルが2つあるのが目立ちます。右側は撮影モードなどな一般的なモードダイヤルですが、左のはカラーモードを切り替えるダイヤルというあまり見かけないものです。確かにこれだけのカラーモードをダイヤルから一発で切り替え可能というのはとても便利ですがモードダイヤルにしてしまうとは…
内蔵フラッシュは必要な場面で自動ポップアップするタイプで10.2MEGA PIXELSと表記された部分がポップアップします。シャッターボタンの感触は悪くありませんでした。



Schneider - KREUZNACH  VARIOPLAN ZOOM
  4.3-15.5mm 


コダックと同じくドイツの光学機器メーカーなシュナイダーブランドのレンズが搭載されています。コダックのシュナイダーレンズはバリオゴンでしたがサムスンの場合はバリオプランのようです。バリオはズームを表しているのでゴンやプランがレンズ名称だと思いますが意味までは分からないのです。同時期に2社が同じブランドのレンズを使用していることになりますが、ツァイスだって京セラとソニーが同じ時期に採用していたし… ライカだってパナと自社で同時期… CANON LENSなんて採用してブランドもそのままのメーカー多過ぎ状態です。
光学式の手振れ補正機能も付いていますが、モードダイヤルにデュアル手振れ補正という項目があるので更に手振れにくいのでは。

イメージセンサーは1000万画素 1/2.3型CCDと一般的なスペックです。センサーを自社製造しているサムスンなので自社製だとは思いますが、古い海外機種なので詳しいことが分かりません。 



撮影時
ポップアップ式のフラッシュは一眼レフのように必要な際に自動でポップアップするタイプで、京セラ機のように何が何でもポップアップしないと撮影できないというタイプではありません。電源オフ時は自動では閉じないので手動でフラッシュを収納します。

モードダイヤルのMの通りマニュアル撮影も可能ですが、コンデジスペックなので絞りは2段階でシャッタースピード選択はそれなりとなりますができないよりできた方が良いのです。Pモードが自由なオートモードといった感じなのでかなり使えると思います。

側面
この年代のデジタルカメラにしてはかなり薄いことが分かります
 



Samsung NV24HD   Landiao NV106HD
SAMSUNG TECHWIN CO., LTD.   MADE IN KOREA


会社名はかつてはサムスングループとして航空機エンジンやカメラ等の光学機器、製造機器等を担当していたものの売却されてハンファグループとなったサムスンテックウィンとなっています。サムスンのデジカメということで光学機器なのでサムスンテックウィンということなのでしょう。製造国は韓国ということで自社製と思われます。
底面にはサムスンデジカメのサイトURLが印字されていたり、自社規格らしきケーブル端子や三脚穴がありました。三脚穴は金属製です。



使用電池はリチウムイオン電池のSAMSUNG SLB-1137D  3.7V 1100mAhとなっています。小型のリチウムイオン電池にしては中々の大容量です。この電池も本体と同じくサムスンテックウィンの販売で韓国製となっていますのでセルは自社製ではないのでしょうか。
電池持ちについてはパックが少々膨らんでいてコンディションが悪いので参考になりませんが普段使いならば特に問題ない感じです。

記録メディアはSDHCカード及び内蔵メモリー 16MBです。ちょっと古い時代のデジカメといっても高速なSDHCカードを使ってみれば記録速度が遅いとは感じませんでした。



サムスンシュナイダーとコダックシュナイダー
現在ではコダックデジカメのレンズはPIXPROレンズで統一されたのでコダックシュナイダーを見ることはできません。コダックとシュナイダーは1900年頃にはフィルムカメラのRETINA等で関係があったようです。

画質はレンズがそんなに良いものではないのか広角側で歪みが大きかったり、逆光にかなり弱かったり、周辺光量落ちが目立ったりします。CCDについても低感度で結構ノイジーとイマイチ感がしますが国内メーカーの誰にでも好まれるような画像とは違ったようなものが撮れることもあるのでこれも有りです。遠景が苦手なのか∞フォーカス域の被写体を撮ると全体的に眠くなりがちな傾向のようです。手振れ補正は蛍光灯程度の夜間撮影では厳しいですが夕景など薄暗くなってきたような場面ではしっかりと効果を発揮してブレを防いでいるようです。

現在では製造元であったサムスンテックウィンがハンファに売却され、しかもデジタルカメラから撤退とサムスンデジカメは消滅してしまうこととなりました。しかし、海外ではどれだけでも売れたサムスンデジカメですのでebayなどを探すとあわてなくても中古のサムスンデジカメが見つかるのではと思われます。

試し撮り
SAMSUNG NV24HD 撮影画像

SAMSUNG NV24HD
メーカーSAMSUNG
SAMSUNG TECHWIN CO., LTD.
原産国MADE IN KOREA
発売2008/10/07
メディアSDHCカード / 内蔵メモリー 16MB
センサー1000万画素 1/2.3型 CCD 原色フィルター
レンズブランドSchneider - KREUZNACH VARIOPLAN ZOOM  
レンズ構成
画像エンジンサムスン最新の画像処理エンジン
手ブレ補正光学式
光学ズーム3.6倍
電池SLB-1137D
モニター2.5型 23万ドット液晶モニター
ファインダー
バージョン
ボディ外装金属製
価格$349.00
その他日本未発売モデル、タッチセンサー

ISOAUTO / 80-1600 (3200)
F値F:2.8-F:5.9
圧縮率スーパーファイン/ファイン/ノーマル
動画HD 30fps
MF
GPS
タッチパネル
容量上限
カラーモードカラーモードダイヤル
ストロボポップアップ 内蔵
ドライブ静止画/動画/連写


価格:1500円
状態:故障なし 電池状態悪し
 

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